2025年09月10日
先日、会社の行事の一環として デンソーミュージアム を見学する機会をいただきました。自動車部品メーカーとして世界トップクラスの技術を持つデンソー。その歴史と未来に触れることができ、とても貴重な体験になりました。
館内に入ると、洗練されたエントランスが迎えてくれます。シンプルでありながら存在感のあるロゴが印象的で、これから始まる展示への期待を高めてくれます。
館内には、エンジンECUや電動化部品など、車の心臓部を支える技術がわかりやすく展示されていました。普段は完成車の姿しか見ることのない自動車ですが、その裏で無数の精密部品が連携して動いていることを改めて実感しました。技術者としても興味深く、一つひとつじっくりと見て回りました。
ミュージアムの中には、かわいらしいキャラクター「デンまる」も展示されていました。技術一辺倒ではなく、親しみやすさを感じさせる工夫がされており、幅広い世代に楽しんでもらえる空間になっていることが伝わります。
棚には、デンソーがこれまでに開発してきた製品群や半導体関連の展示も並び、技術の進化の歩みを知ることができました。小さな製品一つひとつが積み重なって、現在の高度な自動車技術を形作っているのだと感じました。
「青空を取り戻す」「快適さを国境の向こうまで」などのメッセージが掲げられた展示エリアでは、デンソーが目指す未来像を垣間見ることができました。自動車産業を超えて、環境や社会に貢献しようとする姿勢に共感を覚えました。
近代的で美しい建物と充実した展示内容に、技術と企業理念の両面から大きな刺激を受けました。自動車業界で働く者としても、モノづくりに携わる一人としても、とても有意義な時間を過ごすことができました。